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野外劇―「土」「水」「風」の三部作

柏みどり幼稚園の運動会では、毎年、野外劇をおこなっています。「土」「水」「風」の3つのテーマにもとづいた劇を、一年ごとに順番でおこなう三部作です。ちいさな生きものたちと自然とのかかわりを描いた物語を、子どもたちと保育者、そして保護者のかたがたで、いっしょになってつくりあげていきます。

野外劇は、運動会の中でおこなう演目ですが、ただ体を動かすだけの活動ではありません。子どもたちの知的好奇心をひきだし、からだと心をひらく表現活動です。自分の興味を持った役柄(虫や草花などの生きもの、あるいはナレーター)を、子どもたちが自分でえらびとり、実物にふれたり、本や図鑑でしらべたりして、仲間とともに表現をつくっていきます。

もっとも大切なのは、子どもたちが、自分でえらぶことです。自分で決めたことにとりくみ、充実感を得ることは、これからの成長にとって大きな体験となります。花組(3歳児)は、クラスの枠を越えて、3種類の中から自分でえらんだ役にとりくみ、雪組(4歳児)と星組(5歳児)は、学年の枠を越えて、6種類の役の中から自分の役をえらびます。

星組は、生きものの役とは別に、川を流れる水、季節をはこぶ風、木のあかちゃん(苗木)などの自然の役も演じます。また、ナレーターも星組のこの役割です。

これらの役に、保護者の方々が演じる自然や人間などの役もくわわって、ひとつの大きな物語をつくりあげていきます。